マヤンオラクルと二十四節気【2011年12月22日(木)】


mayan_1222.jpgタロット・セラピスト&エナジーヒーラーの風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-冬至(とうじ)-日南の限りを行て日の短きの至りなれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin55 スターグリフ:メン 数字:3

二十四節気では今年の12月22日が「冬至(とうじ)」に入る日。この日は1年中で最も夜が長くなる日で、この日を境に日が伸びていきます。暦の上では冬半ばですが、実際にはこれからが冬本番。そんな冬至の12月22日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin55、「3メン」という日に当たります。3はリズム、メンは希望を意味するこの日は、今の自分をちょっと見つめ直してみようとマヤは伝えてきています。メンは希望や約束を意味していますが、これは自分への約束、あなたが生まれる前にあなたの魂が決めてきた進むべき道、つまり夢やヴィジョンのことです。自分はどうありたいか? 自分らしさとはどんなことか? 今いる環境や立ち位置はあなたが本来望んでいたことか? さあ、どう? とメンは問いかけてきています。

何か外側から課せられた役割に埋没しているだけの日々を送っていたり、ただなんとなく生きているだけだったりしたら、メンは「自分の役割を思い出せ」と言ってくるでしょう。では自分の役割って? それを教えてくれるのは数字の3です。3はリズム。流れに乗ることを意味していますが、3は二つのものを統合してできたもの。1というものと2というもの、それぞれ別々のものを合体させて3という新しいものを作るのです。それは至って自然な流れの中で出来上がります。決して突然変異で現れるものではなく、融合した協調関係の中で新しい別のものが生まれるのです。

自分の役割って何だろう? と、もし思うなら、今までのあなたの経験や興味の方向、親しい人たち、今まであなたが接してきたことの中に答えがあるとマヤは伝えています。パズルのピースをひとつひとつはめて大きな絵を完成させるように、もうひとつ新しいパズルのピースを探してみてください。今どこの部分をはめようとしているのかわからなくなっているなら、絵を全体から見渡してみるのです。メンは鷲です。鷲は高い位置を飛びながら全体を見渡しています。そう、鷲のように目線をひとつ上に上げてみるのです。

日々の雑多なつまらないことに埋没しているのならなおさら、今自分がやっていることは自分にとってどんな意味があるのだろう? 今自分はどうしてこの環境にいるのだろう? と考えてみてください。面倒だと思うような人間関係のごたごたさえ、実は非常に意味のあるものだったりするのです。宇宙はいろんな手段であなたという魂を成長させようとしています。無意味なことなど一つもないのです。

さあ、この日はいつもよりも少し哲学的に物思いにふけってみてください。重要なことは、今までの流れにも意味がある、ということです。突発的に起こった出来事さえ、何らかの大きな全体像を教えようとして起きたことかもしれないのです。今年最後のマヤのメッセージになりますが、実は今年1年のテーマは? と私がこのスターピープルのHP上でマヤンオラクルに聞いたときにも、このメンが出ました。メンは問いかけています。「あなたの役割は?」そして強く伝えてきています。「絶望するのではなく、希望を見い出せ!」と。

冬至のこの日を境に日が伸びるために、古来ではこの日を始点に考えていました。そんな節目でもあるこの日に、どうぞ自分の原点を探ってみてください。マヤの暦のメンと数字の3があなたを支援しています。

風水優李

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