今日6月22日は、一年で一番昼が長い日で、二十四節気の「夏至」にあたります。
一年で最も多くの光が太陽から地上へと届けられ、影が最も小さくなる夏至の日は、古い価値観やエネルギーを手放すのに最適な一日です。今年は6月2日の部分日食、6月16日の皆既日食、7月1日の部分日食にはさまれていて、強いエネルギーを感じている人も多いことでしょう。
北欧地域では、クリスマスがイエスの誕生日であるのと同じように、夏至の頃が聖ヨハネの聖誕祭として毎年盛大に祭が開催されます。最近ではこうした伝統的な祭典に加えて、新たにさまざまな催しが行われるようになって来ています。
夏至の日に実施されているイベントやキャンペーンをご紹介します。
タイムズスクエア・8000人のヨガイベント
ニューヨークのタイムズスクエアでは、夏至の日を記念するヨガイベントが実施され、8000人もの参加者が集いました。
スポーツウェアメーカー協賛のこのイベントの目的は、「世界の中心」とも言われるタイムズスクエアで、一年で最も日照時間が長い夏至の日にヨガを行うことで、いかに精神状態を安定させるかを学び、残りの半年を過ごしていくことだそうです。
一方日本国内では、毎年恒例になっている「闇」を楽しむイベントやキャンペーンが開催されます。
1000000人のキャンドルナイト
http://www.candle-night.org/jp/
夏至(と冬至)の夜二時間のあいだ、家の明かりを消し、ろうそくを灯して、のんびりスローな夜を過ごそうという趣旨のイベント。日頃の喧騒から離れ、大声を上げたり主張することもなく、100万人がただ穏やかな時間を楽しむという方法は、何か古くて新しい変化をもたらしてくれそうです。
全国各地に特設会場が設けられていますので、たくさんの人々と静かな夜を楽しむことも出来ます。
http://www.candle-night.org/jp/2011/
夏至ライトダウン
「昼も。夜も。節電ライトダウン2011」
http://coolearthday.jp/
例年との大きな違いは、6月22日当日で終わる活動ではなく、この日をスタートに、継続的な節電を呼びかけるキャンぺーンだということ。
夏至のような節目は、日本の「エネルギー」事情はもちろんのこと、自分自身のエネルギーを良い方向へ変化させるのにとてもいい時期。あなたもこうしたイベントをきっかけに、ライフスタイルや価値観を無理なくゆっくりと変化させてみてはいかがでしょう。
(編集部)
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