ミスティカル数秘術でみる2012年10月(前編)

gnobo_201210_1.jpgノボ・カリプソ
訳:江口聖子


魔法にも奇跡にも気づくことなく生きているなんて、出口のないブリキの箱の中で生きているようなものではないでしょうか?私は心から、そのように感じます。
2012年10月というのは、魔法と奇跡の月であり、愛と思いやり、私たちの周りに存在する美、および自然に酔うべき月です。ユニコーンの月であり、妖精の月であり、マナティ、イルカ、マーメイド、スター(星)である我々の祖先たちの月であるともいえます。

とはいえ、「それは、どのようなものなのですか?」と、尋ねたくなるかもしれません。私たちはもはや不可視の者や事柄を見ることができなくなっています。自分自身のエネルギー体、量子範囲、生物フォトンに目を向けるよう、プログラムされているからです。2012年10月は、私たちの周りにいつも存在する魔法と奇跡だけでなく、自分の内側に存在する魔法と自分の才能/可能性を抱きしめ、他者と共有し、この世界に美をもたらす代わりに、この世界の美を自分のハートへと呼び戻します。

今月はハートのエネルギーの月であり、ヴィーナスとイシスのような、高い女性性の月です。今月はリラックスして、自然の美を楽しんでください。それから、目に見えない物事がはっきり現れ出るよう、自然の中で、目に見えないことに対して自分をオープンにするのです。

が、覚えておかなければならないのは、私たちは様々な不確定要素によるアクシデントが起こりうる「概算」の宇宙に生きているのだということです。それゆえ、我々人間は、間違いを犯すこともありますし、偶発的な出来事を引き起こすこともあります。だから、絶対的なものは存在しないのであり、完成というのも、瞬間的なものです。

人生というのは、何かが起こって(10%)、それに自分が対処する(90%)という構成になっているのだということを、よく心に留めておく必要があります。また、生きているこの瞬間瞬間に、他人が引き起こした様々なアクシデントにどう対処するのかということも。

(後編へつづく)

(ノボ・カリプソ)

 


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