ミスティカル数秘術でみる2012年11月(前編)


gnobo201211_1.jpgノボ・カリプソ
訳:江口聖子

まず、2012年11月のナンバー/パターンを見てみましょう。
11月=「11」は、大衆から自己を差別化し、しかる後に再び大衆と調和させることを意味します。
「2012」は、まず「0」がその左の「2」のエネルギーを強め、それから「0」は「2」に入ります。そして、「2」と「1」が合流し、この両方が「0」の影響を受けます。「0」は、「創造的源からの力」あるいは「神の意志」を表します。

「21」=自己表現、コミュニケーション、他の人に刺激を与える。
「12」=自己創造性の可能性を余すところなく開花させるよう、自己と目に見えないものを深く見つめる。
「2012」=「5」は、生き方、全ての生命体、人類が他の生命体へ及ぼす影響を表しています。

2012年11月は、「2+1+2+11=16/7」です。
今月は、上記のこと全てが体現されますが、これらはスパイラルを形成しますので、日々そのバランスを取らなければなりません。「16/7」は、特に難しいスパイラルです。この3つのナンバー/パターンが、全て互いに対立する性質を持つからです。しかしながら、その答えは、この他のナンバー/パターンを見れば分かるでしょう。
中でも「11」は、最も強いバイブレーションを持っています。このパターンは私たちに、自分自身の原理と価値観をしっかりさせて、それから他の人を誘導し、それを共有できるよう動くことを求めてきます。これらの原理や価値観を共有できる場所は、他の生命体にポジティブな進化を促すような影響を与えることができる、人間の内側にあります。そしてそれは、自己表現、自己創造性、特にコミュニケーションを通じてなし得るのです。

2012年11月(11-2012)が「16/7」のスパイラルを形成するということは、この3つの数字のエネルギーが、同時にバランスが取れていなければならないということを意味します。
「1=モナド」は、自立、イノベーション、リーダーシップ(リーダーシップとは、ビジョンを持ち、自分がそれを熟知して生きるのみならず、他の人にもそれを教えていくことを意味します)であり、これら全てが、継続的に生かされていなければなりません。自己中心的な考えで頭が一杯になって、周りが見えていないと、偏向し、スパイラルができてしまいます。が、自分の自立性、イノベーションのプロセス、自らのリーダーシップについて知るようになると、「6」と「7」の一部となっていきます。そして、それは分離することは不可能なのです。

「6=ヘキサド」は、家族とコミュニティ、芸術、バランス、ヒーリング、ハーモニー、均衡、奉仕、正義、公正さ、自然を表します。「6」に生きるとは、自然の原理に沿ったバランスの中で、人に奉仕して生きるということです。これは奉仕のパターンであり、正直さと、利他的で無私の行為を求めます。というのも、この性質をもってのみ、自己完結的な資本主義世界で、大きなバランスに影響を与えることができるからです。

(後編へつづく)

(ノボ・カリプソ)


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