マヤンオラクルと二十四節気【2012年4月4日(水)】


cauac.jpg運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>―清明(せいめい)―万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin159 スターグリフ:カウアク 数字:3

二十四節気では今年の4月4日が「清明(せいめい)」に入る日です。清明とは清浄明潔の略で、万物はけがれなく清らかで生き生きしているという意で、晴れ渡った空はまさにそのようである、という意味です。暦上では新芽が芽吹き、様々な花が咲き始め、万物がまさに新鮮になる頃のことを言います。そんな清明の4月4日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin159、「3カウアク」という日に当たります。3はリズムを、カウアクは浄化の嵐を意味するこの日は、ツォルキンでも清々しい1日にしましょうと言っているかのような日です。カウアクは浄化の嵐を意味しますが、カウアクが表わす浄化の嵐とはたいていの場合、まるで成長痛のように痛みを伴うものであることが多いのですが、4月4日清明の日のカウアクは、自然に任せて心の動くままに身を委ねてみようという楽な変化を伝えてきています。

数字の3もカウアクも、いずれも活発な動きを表す性質のものですが、この日の動き方は抵抗しない、心の思うままに行動することが、カウアクの浄化を促すということです。例えて言うなら、足つぼマッサージのようにちょっと痛いけど身体は楽になるという癒し方が通常のカウアクですが、この日は温泉にでも入ってゆったりしようという感じの癒し方になります。まさに、温泉にゆっくり浸かるのがふさわしい過ごし方とも言えます。大切なことは、心を楽にしてリフレッシュすることなのですね。

前回の春分の日は種を植えよう! ということでしたが、清明のこの日はツォルキンでも文字通り「清々しくなること」がポイントになります。心をゆったり持って身体もデトックスすることによって、新しい展開を閃きやすくする、つまり次の展開へ動くための準備をしましょうとマヤは伝えてきているのですね。煮詰まった頭のままでは新しいアイデアなんて浮かばないし、そもそもゴミをいっぱいため込んだ心身では新しいエネルギーを取り込む余地もありません。

私事で恐縮ですが、私は少し前に引っ越しをしまして、それはもうたくさんのゴミ出しをいたしました。よくぞこんなにゴミを蓄えたものだと我ながら感心しましたが、ひと足早くすっきりいたしました。心がざわついているとお部屋の中も片付かなくなっていくもの。心がなかなか落ち着かないなら、お部屋の中を先に片づけた方が心も落ち着いてくるものです。時期的には新年度が始まってまもない頃で、何かとざわざわしやすい時ですが、だからこそ心を落ち着けて、これからまた1年頑張るぞ! という気持ちになれるよう、この日はリラックス&デトックスをテーマに過ごしてみていただきたいと思います。

まだ寒の戻りも多少あるとはいえ、ずいぶん春の陽気になりました。新芽や桜などの清々しいエネルギーも出始めている清明のこの日、心に棘が刺さらないよう、穏やかな癒しの中で改めて空を見上げてみてください。そして春の陽気をゆったりと味わうくらいの余裕を持ってお過ごしください。マヤの暦のカウアクと数字の3があなたを支援しています。
(次回は4/20です)
風水優李

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