マヤンオラクルと二十四節気 2013年7月23日(火)

IX_blog_150運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-大暑(たいしょ)-暑気いたりつまりたるゆえんなれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin114 スターグリフ:イーシュ 数字:10

二十四節気では今年の7月23日が「大暑(たいしょ)」に入る日です。
「大暑」とは、最も暑い頃のことを指しますが、実際の暑さはまだまだ続くというところでしょうか。
空にたなびく雲も夏らしくなってくる、そんな7月23日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?


神聖暦ツォルキンではkin114、「10イーシュ」という日に当たります。10は具現化、イーシュは誠実さを意味するこの日は、「あなたにとっての本当の幸せとは?」とマヤは問いかけています。お金持ちになることや、地位や名誉を得ることが幸せだと思うでしょうか、それとも遊んで暮らすことが幸せだと感じるでしょうか?

この大暑の日の重要なことは、「世間一般的に言われている幸せが、あなたにとっても本当の幸せと言えるのか?」
という自分への問いかけです。

例えば、ありがちな話ですが、周りの友人たちが皆結婚したから自分も早く結婚したい、という願望。
こう考えている時に、あなたにとっての幸せとは?と問いかけられたら、それはもちろん「結婚すること!」と答えるでしょう。
けれども、実際に結婚してみたら幸せどころか、結婚する相手を間違えた、なんて嘆いている人すらいたりします。
こういう人は、目的が「結婚すること」という行為にのみ焦点が当たっていて、肝心の「あなたにとっての本当の幸せな結婚とは?」という要素が抜け落ちてしまっていたりするのです。

「あなたはなぜ結婚したいのか?どういう結婚がしたいのか?どういう人が本当はパートナーに向いているのか?」
といったような、自分を主体にした幸せの価値観をきちんと見つめていないために、結婚=幸せという構図が出来上がらない人もいるわけです。

前回の小暑の日に、等身大の自分の通信簿をつけてみようとお伝えしましたが、
大暑のこの日はさらに突っ込んで、自分の素直な気持ちと、そこに隠れている本当の意図は?
と問いかけられています。先ほどの例で言うと、最も重要な部分は「あなたはなぜ結婚したいのか?どういう結婚がしたいのか?」という部分です。
つまり、あなた自身の最も素直な気持ちや意図、そして価値基準は、いったい何処にあるのか?ということです。

隣の芝生は青く見えるということわざがありますが、ないものねだりをしているうちは、本当の幸せの価値をわかっていません。
また、周囲に流されているだけだと、いずれ不満が出てきます。あなたが心から満足することは、どういうことでしょうか?

イーシュは誠実さを意味していますが、これは自分自身の気持ちに正直になるということ。
今回はわかりやすいように結婚を例にお話ししましたが、自分が最も幸せだと感じることは?
あなたはどのように生きたいのでしょうか?
あなたの素直な心が要求していることは何?と、マヤは問いかけていますから、大暑のこの日、あなたの真の意図は?
幸せの基準とは?それをはっきりさせてみましょう。

意図がはっきりすることによって、それが宇宙に届き、やがては具現化されていくのだと、マヤは伝えています。
7月23日の大暑の日、マヤの暦のイーシュと数字の10があなたを支援しています。

(次回は8/7です)

(風水優李)

マヤン・オラクル―星に還る道―
マヤンオラクル アリエル・スピルスバリー &マイケル・ブライナー 著
鏡見沙椰 訳 定価 4,725円


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