マヤンオラクルと二十四節気【2012年12月7日(金)】


cimi_blog.jpg運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-大雪(たいせつ)-雪いよいよ降り重ねる折からなれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin146 スターグリフ:キーミー 数字:3

二十四節気では今年の12月7日が「大雪(たいせつ)」に入る日です。暦上では大地に霜柱が降りたり、朝夕の川や池には氷が張るようになる頃です。山の方では雪が降り冬の景色になっていくそんな12月7日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin146、「3キーミー」という日に当たります。3はリズムを、キーミーはゆだねることを意味するこの日は、ビートルズ風に言うなら「Let it be(あるがまま)」ということになりそうな日です。キーミーはゆだねることを意味していますが、別の表現で言うと「全面降伏」を意味しています。この全面降伏というのは、どうしてもそれを受け入れるしかない状態のことで、つまりキーミーの意図するところは、抵抗するよりも受け入れる方が楽になるよ、ということなのです。それがゆだねることに繋がるわけですが、この12月7日の大雪の日は、キーミーだけでなく数字の3も流れに身を任せることを意味していますから、まさに「なすがまま、あるがままに流れてみよ」ということをマヤは伝えているわけです。

本当はキーミーの意味することはとても深く重たいテーマなのですが、それをあえて数字の3は「もっと楽に動いてみて!」と後ろからポンと背中を押すように支援していますから、それはまるで外国人が「Hi!(ハーイ!)」と誰にでも気軽に挨拶するかのように、この大雪の日も気軽に、あまり深く考えずに抵抗しないで起こることを素直に受け入れてみるのが、この日にふさわしい過ごし方だと言えるわけです。この日は何事もなくやり過ごすよりも、できれば自ら流れを変えてみる意識を持ってみて下さい。自分自身へのチャレンジというよりは、どちらかというと他者とのやり取りの中で新しいものを発見していくというスタンスで、あえて変化の流れを作ってみることをお薦めします。

自ら変化を作らなくても自然の流れで何かが動きそうな場合は、その流れに乗ってみてください。数字の3はトリニティを意味します。トリニティとは三位一体のこと。自分の考える趣旨とちょっと違うなどの違和感があっても、それが別のものとバランスを取ることでしっくりくることもあるわけですから、仮に今2つの要素しかなかったとしても、後になって3つ目の要素が現れて初めてうまくいく、ということもありえます。けれども今の時点でそれが何かわからないのであれば、その違和感は排除するのではなく、とりあえず受け入れてみるのがいいよ、ということをマヤは教えてくれています。違和感や嫌悪感は時として認めがたく、場合によっては自分の主張を譲らなければならないようなことは屈辱的だと感じたりするかもしれません。ですが、この日の場合、そんなことにこだわっているよりも明け渡しちゃったほうがいいことあるよ! とマヤは伝えているのですから、この日のテーマは「Let it be」と心に留めて、ゆるやかに「なすがまま」に動いてみて下さいね。

何かのきっかけ作りにはいいエネルギーのこの大雪の日、マヤの暦のキーミーと数字の3があなたを支援しています。

(次回は12/21です)

風水優李


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