(前回のつづき)
さて、御参拝。手を合わせて心を開いて身を任せていると、海辺の波と風を感じるような爽やかな波動がながれているのを感じます。
立地は海から少し離れているのですが、海からきた神様ですし、例大祭などのご神事は九十九里浜で行われるみたいですから、当然なのかも・・・。女神様だけあって、どちらかというと繊細なエネルギーなのですが、心がオープンになって、優しくなれるような感じでしょうか。
あ、だから縁が結ばれるのかな? 優しく開放的な心の人の方がモテますものね。
こんにちは、佳岡美歩です。
今回は、千葉県長生郡一宮町にある『玉前(たまさき)神社』をご紹介します。
玉前神社は上総の国一之宮の格式をもち、平安時代の延喜式神名帳にも記されている由緒正しく歴史ある古社。
ご祭神の玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)は、龍宮(海)からこの地に上がり、姉神の豊玉姫命(トヨタマヒメノミコト)の御子である山の神・鵜草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)を養育、のちにその御子と結婚して初代天皇神武帝を産んだとされています。
子授け・安産など女性の味方の神様であり、温かい人間の縁を結んでくださる縁結びの神様としても信仰されています。