マヤンオラクルと二十四節気【2013年1月20日(日)】

OC_blog.jpg運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-大寒(だいかん)-冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin190 スターグリフ:オク 数字:8

二十四節気では今年の1月20日が「大寒(だいかん)」に入る日です。この大寒の頃が1年で最も寒い時期で、寒さのピーク期になります。この時期を越えると、季節は春に向かっていくというこの大寒の1月20日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか? 神聖暦ツォルキンではkin190、「8オク」という日に当たります。8は調和の共鳴、オクは運命の仲間を意味するこの日は、「あなたはどれだけ周囲と協力しあえていますか?」とマヤは伝えてきています。

毎日仕事に追われている人、家事に追われている人、勉強に追われている人、それぞれ日々やらなければいけないことは多々あると思いますが、そのような日常の中で、あなたはどんなふうにそれらをこなしているでしょうか? 淡々と、黙々と、一人きりでこなしていますか? それとも役割分担して出来ることをこなし、出来ないことは出来る人にやってもらっていますか? もしくは本来しなくてもいいようなことまで押しつけられて嫌々こなしているでしょうか?大寒のこの日、マヤはそういった日常のあなたの感情と人間関係についてちょっと振り返ってみようと伝えてきています。ここで大事なことは、それらをこなしている時のあなたの感情です。楽しんでこなしているでしょうか? それとも何も感じず淡々としているでしょうか? 嫌な思いをして我慢しているでしょうか? 

オクは運命の仲間を意味していますが、これは一人で頑張りすぎないで、ということを教えてくれています。そして眉間にしわを寄せてばかりいると、あなたと共鳴する運命の仲間は、あなたを見つけられずに素通りしてしまうよ、ということも。オクの示す運命の仲間というのは、あなたが自然体で生き生きとしている時に引き寄せてくれる仲間のことを指しています。淡々と日々をやり過ごすだけだったり、辛い嫌な思いばかりしていると、肝心の「共鳴し合う」仲間から離されてしまうよ、と言っているわけです。

そして、この大寒のこの日、オクとペアを組むのは数字の8です。この8も「調和の共鳴」を意味しますから、さらに調和を意識することが重要になってくるということです。もちろん、世の中は自分の好きな人ばかりで成り立ってはいませんから、苦手な人や嫌いな人もいることでしょう。けれどもこの日ポイントになってくるのは、そういった「感情」に支配されないで、客観的に自分を見てみることです。つまり、苦手や嫌いといった嫌な感情も「そう思ってしまう自分もいる」と外から一歩置いて眺めてみるのです。そして「それもしかたない」と肯定してあげましょう。自分に対しても、また他者に対しても肯定していくことによって、数字の8の示す「調和の共鳴」の光線は、調和へと流れるべくエネルギーを支援していきます。本来ならば楽しんでこなしていけることが何より望ましいことは言うまでもありません。

大寒の1月20日、まだまだ寒い時期ではありますが、どうぞ自分の殻に閉じこもらずにオープンに、そして肯定的になって周囲の人との協力や調和を意識して過ごしてくださいね。マヤの暦のオクと数字の8があなたを支援しています。

(次回は2/4です)

風水優李

 

『マヤン・オラクル―星に還る道―』

アリエル・スピルスバリー &マイケル・ブライナー 著
鏡見沙椰 訳 定価 4,725円


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