歴史的な偉業を成し遂げたと言っても過言ではない、なでしこジャパンのワールドカップ初優勝。
試合中は再三のピンチにも関わらず、最後には同点に追いつき、そしてPKの激闘を制したなでしこ達。彼女たちが発する脈動するエネルギーに、女性性の復活の時代がやってきたと感じたのは、私だけではないだろう。
いままで1勝もあげたことがない強豪米国に、この大舞台で勝利したなでしこの強さとはいったい何であろう?
もちろん、チーム一丸となっての粘り強い試合運びがあってこそだが、それ以上の大きなサポートを感じざるを得ない奇跡的な内容だった。試合後のインタビューで、日本のエース澤は「優勝するシーンしか想像できなかった」、「トロフィーを掲げるシーンまで鮮明に想像できていた」と語っている。ひょっとしたら、未来を引き寄せる力が、なでしこたちのほうが1歩勝っていたのかもしれない。
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