2010年、指揮者・小林研一郎氏は古希を記念して、障がいがある31名の演奏家を「コバケンとその仲間たちオーケスト」に加え、コンサートを企画しました。障がいの有無などにかかわらず、誰もが自分らしく、生き生きと命を輝かせて暮らすことの出来る、そんな”インクルージョン”社会を目指して、「世界で一つだけのオーケストラ」を実現したのです。

この終始にカメラを向けたのが、2005年、長野県で開催されたスペシャルオリンピックス冬季世界大会の記録班として誕生した、知的障がいのある９人の「ビリーブクルー」でした。本作の映像の約半分は「ビリーブクルー」による撮影です。

すべての生命は平等で、みんな宇宙の中心で輝いている。そんな真実を描き出した、渾身のドキュメンタリー映画です。

全国順次公開
［東京］シネマート新宿／シネマート六本木 11月30日まで
［大阪］シネマート心斎橋 11月9日まで
［神奈川］シネマ ジャック＆ベティ 11月10日から
［山形］MOVIE ON やまがた 11月24日から
［愛知］名演小劇場 2013年１月５日から

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