『奇跡のコース』のワークを学ぶためのガイドブックが発売


acim_guide1.jpg数々の精神世界の書籍のなかでもひときわ有名で、これまで多くの人々が、人生の教科書としてその教えを学び、そして奇跡的な変容を経験してきたという名著『奇跡のコース』。論理的な基盤を養う「テキスト」と、その教えを実践していくための、365のレッスンからなる「ワークブック」で構成されています。

2010年12月に刊行された邦訳は、その「テキスト」部分となっています。実際に読み始めてみると、自己学習だけだと理解が難しい箇所があり、読んではやめることを繰り返したりと、スムーズに読み進められないと感じる方もいるかと思います。

先日刊行された、―『奇跡のコース』のワークを学ぶガイドブック1―『わたしは何も知らない』は、この難解なコースの教えを学ぶ人のための格好のサブテキストで、非常にわかりやすい表現で『奇跡のコース』を解説しています。

著者の香咲弥須子さんは、ニューヨークのヒーリング&アート・センターCRSの代表で、ニューヨーク『奇跡のコース』教師の会メンバーでもあり、これまで多くの人に『奇跡のコース』を教えてきました。

そんな香咲さんですら、はじめて『奇跡のコース』に出会った当時は、ひとりで学習したものの、勝手な解釈などをして、わかったつもりになっていたと本書で語っています。そして、その過程の中で「コースを正しく理解するには助けがいる。先生がほしい」と、はっきりと思ったそうです。その後、すぐに素晴らしい教師を見つけ、世界が変わるような経験をしたことは、本書のなかに書いてありますので、ぜひ、ご覧ください。

このガイドブック、『わたしは何も知らない』には、『奇跡のコース』の「ワークブック」のレッスン1~20までが収録されています。いつでもどこでもページが開けるように、小さく軽いポケットサイズになっています。シリーズものとして、順次刊行していく予定です。

前半は、「コースを学ぶためのヒント」として、奇跡のコースに出てくる重要な概念が、丁寧に解説されています。20分から30分で読める文章量ですが、物事の真理をとらえており、世界をがらりと変えることができるヒントが隠されています。

後半は、「ワークブック」のレッスン1~20です。これは、1日1レッスンを行うという、実践形式の学習です。和訳にあたって著者は、原文にできるだけ忠実に、できるだけわかりやすい平易な言葉に訳すよう、心がけたそうです。

『奇跡のコース』のレッスンは、「心の筋トレ」のようなものだと、著者は言います。最初は、慣れない運動や不要な脂肪を落とす作業で、へとへとになることでしょう。しかし、徐々に慣れていくと、その運動は爽快で、楽しいものに変わっていきます。

『奇跡のコース 第1巻』をお持ちの方、これから買おうかと迷っている方、あるいは、全く知らなかった方、全てのみなさんにとって、コースの教えを実践するための最適なガイドブックとなることでしょう。

(編集部)

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『奇跡のコース』のワークを学ぶガイドブック1

『わたしは何も知らない』

香咲弥須子 著 定価1,050円(本体1,000円+税)


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