マヤンオラクルと二十四節気 2013年9月7日(土)

Ahau_blog150

運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-白露(はくろ)-陽気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin160 スターグリフ:アハウ 数字:4

二十四節気では今年の9月7日が「白露」に入る日です。「白露」とは、大気が冷えて草に露がつき、朝夕の涼しい風といくらかの肌寒さを感じ始める頃という意味です。


秋らしさを感じるようになってくるそんな9月7日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?神聖暦ツォルキンではkin160、「4アハウ」という日に当たります。4は計測、アハウは一体性や無条件の愛を意味するこの日は、「自分の中の枠組みを一度外してみよう」とマヤは伝えています。

あなたは今、何か目指しているものはありますか?将来こういうことをしたいとか、当面の目標としてここまでやりたいといった目指すものがもしあるのなら、そこへ到達するにはどうしたらいいか考えてみてください。すでにその方向へ動いている方も、あるいは全くそういったものがない方も、この日は当面あなたが目指したいものに注意を払っていただきたいと思います。

目指したいものなんてないという方も、今後のあなた自身の在り方について、少し考えを巡らせて欲しいのです。その時に、これはできないからやめておこう、とか、もしこうだったらやってもいい、などという条件がつけられるようならば、その条件は一度リセットしていただきたく思います。なぜなら、この白露の日のマヤのエネルギーは「無条件の愛」を示すアハウと、「計測」の光線の数字の4。

これはあなたの持っている概念や枠組みを全て外し、自由な発想の元、改めてヴィジョンを組み立ててみよ、というメッセージをマヤが送ってきているからです。だからといって、今まであなたがやってきたことやその成果は決して否定されるものではないし、もちろんそれがあってゆえの今のあなたですから、それをゼロにする必要などありません。しかし、アハウはマヤンオラクルのスターグリフ20枚の最後のカードであり、次のイーミッシュに繋がる大変重要なエネルギーです。いわば一つの到達地点を示すようなもの。例えて言うなら、山の頂上まで来たところとでも言いましょうか。想像してみてください。

今あなたは頂上まで登ってきて、今までの苦労や経過を振り返りつつ、登ってきた成果をかみしめています。とても開放的な気分です。しかしながら、当然ですが登りと下りでは力の入れ方や進め方は違ってきますね。さあ、ここからどういう道を辿ろうか、今までと同じでは進めないかもしれないということは、容易に想像できます。だからこそ、今までの概念を、そして枠組みを一旦リセットして、どの道を辿れば最短で無事下山できるか?つまり目指している目標へ到達できるだろうか?と考えを巡らす必要があるのです。

数字の4には定義づけという意味が込められています。非常に淡々としたエネルギーです。感情に振り回されるのでなく、淡々と、どうしたら目指すものへ向かえるか、最短はどの道か?計測するのです。決して条件づけることなく、です。どうか、こうでなければいけないというような、あなたを制限する条件付けをするのではなく、自由な発想であなたのこれからの道筋をきっちり計測してみてください。そして、もちろん、ここまで登ってきたあなた自身を、しっかりと褒めてあげてくださいね。

9月7日の白露の日、マヤの暦のアハウと数字の4があなたを支援しています。
(次回は9/23です)

(風水優李)

マヤン・オラクル―星に還る道―
マヤンオラクル アリエル・スピルスバリー &マイケル・ブライナー 著
鏡見沙椰 訳 定価 4,725円


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